2012年06月21日

奄美群島振興開発総合調査に係る各種団体意向調査について

先月の5月23日に、知名町役場の議会委員会室でタイトル名の会があり、自分はフロンティア代表・知名町青年連絡協議会の会長代理として出席しました。
会に出席したメンバーは大島支庁、離島振興課、知名町副町長、議会議長、観光協会長、商工会、畜産、保育園など様々な方々20名で行いました。
この『意向調査』の目的は、各種団体の考え方を把握することにより、奄美群島の今後の振興開発の方向・方策を検討する為に実施するものとなっていて、各団体が県や市町村などに対して陳情・要望などを行う場ではないとのことでした。

話し合った内容はというと、

①各種団体の現状と課題。
②各種団体の現在の取り組みや、今後取り組みをを検討している事。
③奄美群島の魅力。
④奄美群島が果たしている役割。
⑤奄美群島の将来なってほしい姿。
⑥奄美群島の振興、発展のために必要な事。
⑦奄美群島に対する特別措置が必要な理由。
⑧その他。
等について、各団体(15団体)から各項目について一言ずつ意見を出す形で進められました。


フロンティア・知名町青年団としての回答は

①地域に密着した情報発信を行っていますが、積極的に情報を収集しないと集まらず待っているだけではいけない。
②今行っている活動を継続して定着することが大事。
③人とのつながり、自然。島々が独自の魅力(洞窟、海、マングローブなど)があり、沖縄とは少し違う所も差別化要因。
④何に対しての役割なのか判断できず回答なし。
⑤若い人が新しいことに挑戦できる島。故郷の魅力にあふれ、帰ってきやすい、帰りたくなる島。
⑥「働く→住む→安心→地域との交流」を一体として行える取り組みが必要。
⑦本土と競争するのが厳しい。(交通コストがかかる、資金が集まらず起業が難しい)。
自然と調和した観光を行うためにも必要。
起業立地や流通コストが高く、雇用が乏しいので必要。
⑧無し


他の団体の方から出た意見としては、

・安心して農業できる島にしたい。
・家や貸家がなかなか見つからない。古い家を補助で改修し増やせないか。
・地域体験施設の設置。
・現在あるものを活用し、個性あふれる沖永良部にしたい。
・沖永良部は鹿児島県だが沖縄に近い。沖縄県と協力し、活用し、交流を深めるのも大事。

というような内容でした。


何年も前から行われている会で、前回の資料を事前に見せてもらったのですが、やはり航空運賃や流通コスト面での内容が多かった気がします。

最後のまとめとして県職員の方々からの言葉を箇条書きにすると、

・ガソリンについては流通コスト面での補助は難しく、施設整備に対しては可能性が大きい。
・今ある補助にもいろんなものがあり、それを最大限に活用してほしい。
・企画や案がある方は2~3月頃に要望を出してもらい、4月にヒアリングを行い、6月に国へ案件を提出し、翌年には判断が決まる。

ということでした。


知名町のHPにも「奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)の延長に向けた取組み」として紹介されているので興味のある方も、少し気になる方も是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?

知名町HP ⇒ http://www.town.china.lg.jp/modules/kikakushinkou/index.php?content_id=126

奄美群島振興開発総合調査に係る各種団体意向調査について


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